Trailer

予告編

ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏(オードリー長男)からのメッセージ

Introduction

イントロダクション

愛をもらうより、与えることを選んだー

永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在でスターとしての名声を得たオードリー。世界中から「愛された」彼女は一方、実生活では愛に恵まれなかった。しかし、「人生の最後に、自分ことを好きになれた」と語る彼女の本当の人生とはー。

今解き明かされるオードリーの生き方は、あなただけの幸せを見つけてくれる。

オードリー・ヘプバーンは「ローマの休日」で主演女優として大抜擢、初の主演作で24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞し、世界で最も称賛を浴びる偉大なミューズとなった。一世代に一人と言われた圧倒的な美貌、そしてハリウッド黄金期の伝説的スターと称されたオードリー。そして、彼女の独自の流儀やライフスタイルは今も人々にインスピレーションを与え続けている。そんなオードリー・ヘプバーンは、本当はどういった人物だったのだろうか?。

オードリーが旅立って30年が過ぎ去ろうとしている今、
名声に隠された本当の姿を描く、初のドキュメンタリー映画、公開

幼少期に経験した父親による裏切り、そして第二次世界大戦という過酷な環境で育ったオードリーは過去のトラウマと一生涯向き合うことになり、私生活にも影を落とすこととなった。輝かしい映画女優として活躍する一方、幾度の離婚を繰り返して愛に破れていくが、子供達への深い愛情を注いでいく。

そして後年、ユニセフ国際親善大使として彼女は世界中の子供達のために、自身の名声を捧げ、この活動に生涯を捧げた。恐怖や憎しみに溢れる世界で愛の重要性のために立ち上がったオードリー。この信念こそが私たちの中に永遠に彼女が生き続けている証であり、貴重なアーカイブ映像や近親者たちのプライベートに迫るインタビューとともに、極めて特別なひとりの女性の人生が鮮やかにスクリーンによみがえるー。ライフスタイルは今も人々にインスピレーションを与え続けている。そんなオードリー・ヘプバーンは、本当はどういった人物だったのだろうか?。

偶然とは思えないタイミングでこの映画が上映されること、 そこにオードリーの強い想いがダブって見えた

「私のような顔が写真に載るなんて……

 

「私のような顔が写真に載るなんて、思いもしなかった」
これは意外にもオードリー・ヘプバーンが残した言葉である。おそらく世界中で、オードリーほどそのポートレートが愛された人はいなかった。それも半世紀以上も前に撮られた写真が、未だに命を持つかのように人々をときめかせているなんて、ほとんど奇跡としか思えない。亡くなって30年たっても、この人は往年の女優ではない。現役の女優のように人々の羨望の的なのである。

しかしながら本人は、その美しい顔にコンプレックスを持っていた。一体なぜこのドキュメンタリー映画「オードリー・ヘプバーン」にはその背景も描かれている。父親は、娘が幼い頃に出奔しており、厳格すぎる貴族出身の母親も、普通の親がするように「あなたはなんて可愛い子なの!」と愛情をもって娘を褒めることはなかったようだ。
それでも全ての人を幸せにしてしまう輝くばかりの笑顔を持てたこと、そこに滲み出てくる人間性に、改めて敬意を表したくなる。

ハリウッドスターの素顔に様々な角度から迫るドキュメンタリー映画は、これまでも数多く作られている。しかしこの「オードリー・ヘプバーン」ほど、今を生きる私たちに深い感慨をもたらすものはなかったかもしれない。それもオードリー自身が、女優としてではなく、1人の女性として人間として、素晴らしい人物だったこと、それを実に巧みに暗示のように随所からあぶり出しているからにほかならない。

オードリーは2度結婚し、2度とも破局したが、多くのハリウッドスターが結婚離婚を繰り返すのとは少し意味が違う。結婚に対し、家族を持つことに対してあまりにも強い思いがありすぎたのが破局の原因となったのではないかと思えるほど、愛に飢え、愛を乞う人生だったのだ。だから「世界中にこれほど愛された人が……」と涙する孫娘のインタビューにはとりわけ心を震わされた。

女優よりも母親でいたかった人

 

子どもより大切な存在なんて、あるかしら?と、人生において女優である自分より母親であることを優先し、人気絶頂の時にまるで隠遁生活のように郊外で静かに暮らしたのも、脚光を浴びることが人生の目的ではなかった精神性をはっきりと裏付ける。

さらに晩年をユニセフ親善大使として難民救済に捧げたことはよく知られているが、これもまた成功者の証としてのチャリティーとは意味が少し異なり、誠心誠意そこに没頭したことも、この作品は詳細に伝えている。それも少女の頃の辛く貧しく不幸な戦争体験が深く関わっていることも、炙りだされるのだ。

そしてこの映画が、偶然とは思えないほどのタイミングで公開されたのも、何かオードリーの遺志が見えない力となって働いたような気がしてならない。晩年、俳優組合の特別功労賞受賞コメントとして「この暴力的な世界に一時の休息をもたらせる、そんなビジネス(映画界)の一員であることを誇りに思います」との言葉を残し、感動をもたらしたオードリーが、今この時にいてくれたら、そして愛なき戦いを静かに諌めてくれたら……。そんな思いもあって、万感胸に迫り、高潔に人生を生きた人の記録を涙しながら見終えた。いかなる物語よりも、今まさに心に染み入る忘れがたい一作となるはずである。


齋藤薫(
美容ジャーナリスト/エッセイスト

Interview Casts

インタビューキャスト

Sean Hepburn Ferrer
ショーン・ヘプバーン
・ファーラー

オードリーの長男

「母はいつも自分に欠陥があると感じていたようだが、そんな心の傷を愛に変化させた」

Emma Kathleen Hepburn Ferrer
エマ・キャサリン
・ヘプバーン

オードリーの孫

「時を超えた魅力を持ち、決して色あせない」

Richard Dreyfuss
リチャード・ドレイファス

アカデミー賞受賞俳優
『アメリカン・グラフィティ』、『ジョーズ』他

昔の役柄は個性がないとみんな言うが、オードリー以上の個性の持ち主がいたか」

Peter Bogdanovich
ピーター
・ボクダノヴィッチ

アカデミー監督賞
ノミネート

「オードリーはハリウッド黄金期の最後のスターの一人」

Anna Cataldi
アンナ・カタルディ

イタリアの人権運動家、
ジャーナリスト、
映画プロデューサー

「彼女は愛する力を持っていた。世界中の子供を愛し自分自身の子供も愛した。

そして人生の最後に自分自身を愛した」

Clare Waight
Keller
クレア・ワイト・ケラー

ジバンシィの
元アーティスティック
ディレクター

「今でも刺激的で究極のアイコンよ」

John Isaac
ジョン・アイザック

UNICEF 写真家

「彼女自身は愛を求めて苦しんでいた。だからこそ愛を重んじていたんだろう。人間というものを本当に愛していた」

Molly Haskell
モリー・ハスケル

映画評論家、作家

愛の芸術家という異名がピッタリよ」

John Loring
ジョン・ローリング

ティファニーの
名誉デザインディレクター

「彼女は、メランコリーな雰囲気だが希望を感じる。まるで虹の果てにたどり着けるような」

Clemence
Boulouque
クレマンス・ブールーク

作家、評論家

「得られなかった愛を愛するという行為に変えた。だから今でもあんなに愛されるのだと思う」

Michael Avedon
マイケル・アヴェドン

写真家リチャード・
アヴェドンの孫

「オードリーは内面も外見共に究極の美だった。被写体としての才能に驚愕したそうだ」

Edie Lederer
エディス・レデラー

受賞歴のある
戦場ジャーナリスト

「飢餓の実態を目に触れ死者の多さに彼女は驚いたんじゃないでしょうか」

Pierluigi Orunesu
ピエルルイジ・オルネス

家族ぐるみの友人

彼女は利他的な人で子供を世話し教育することが何より大事だと信じていた」

Nilo Iacoponi
ニロ・イアコポーニ

オードリーのメイクアップ
アーティスト

「彼女と一緒にいると女優という感じではなく家族といるようだった」

Andrew Wald
アンドリュー・ウォルド

家族ぐるみの友人

「初めて会った時世界的なスターに見えなかった。素敵な女性だと思った」

Marilena Pilat
マリレーナ・ピラ

家族ぐるみの友人

「病人の彼女が私の体調を心配していた。最後が迫っているのに気丈に振る舞っていた。特別な心の持ち主よ」

Mita Ungaro
ミタ・ウンガロド

家族ぐるみの友人

「人間愛に溢れ、人生への感謝を持ち続けていた」

Comments

コメント

世界を熱狂させた輝く笑顔の裏で、心の傷や孤独を抱きしめて愛に生き、翻弄された日々。

大スターのイメージとは違う人間らしい脆さもまた魅力的ながら、それほどまでに渇望した愛へのふるまいを変え、生涯を終えるまで惜しみなく他者へ注いだ強さにエレガンスの真髄を見ました。

阿部はるひ
(25ans 編集長)

「許されざる者」の吹替スタジオでオードリー・ヘプバーンを大画面で観た時、暫く観とれて台詞が出ませんでした。「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「戦争と平和」などなど、いつもドキドキしていました。

ユニセフ親善大使になった時のニュース映像のヘプバーンは戦争で破壊されたエチオピアの大地を化粧もせずジーパンで走り回っていました。孤児院で笑みを浮かべて小さい子供を抱きしめるヘプバーン、映画とは全く違う姿に本当のヘプバーンを見た気がしました。

「オードリー・ヘプバーン」を是非ご覧ください。

池田昌子
(声優・女優・ナレーター)

ジバンシィのドレスをパーフェクトに着こなすスターの心の内側にあった、愛の渇望。

それゆえに歩んだ彼女の生涯は、時を超えて、美しさの本質を私たちに伝える。

石川三千花
(イラストレーター)

一人の女性の人生を振り返り、知る。想う。それと同時に愛を学ぶ。地元の図書館に行ってはオードリー・ヘプバーンの本をコソコソと読んでいました。 知らない間に憧れていました。

外見はもちろんのこと内面から溢れる美しさが本当に人を魅了するということなのかもしれない。 自らの飢えを知った時、それを満たすだけでなく別で起きている飢えにも気付くことが大切なんだと感じました。

より多くの方々に伝わってほしい、大切な教科書の様な作品でした。

伊藤沙莉
(俳優)

勝手に神格化していたけれど、愛を求める、私と同じ人間だった。

戦争を経験し、激しく傷ついた彼女は、その傷を愛に変えて世界の子どもたちに全てを捧げる。

悲しいニュースが日々飛び込む今こそ目に焼き付けておきたい。

犬山紙子
(エッセイスト)

この映画をご覧くださる日本のオードリーファンのみなさま、私にとってこの映画が持つ意味は、とても言葉では言い尽くせません。

(監督の)ヘレナ・コーンは、二次元的にしか残っていないイメージの中だけの彼女を超えて、本当の「オードリー・ヘプバーン」を知る機会を与えてくれました。

私は実際に彼女に会うことは叶わなかったので、この贈り物をくれたヘレナに心から感謝しています。オードリーの強さ、弱さ、情熱、痛み、愛し愛されたいという願い、そのすべてに命が吹き込まれました。この経験をみなさんと共有できることは、かけがえのない喜びです。

あなたとともに。

エマ・ファーラー
(オードリーの孫)

人はどんな地位や名誉があっても自分が求める愛がなければ生きていけない。 息をのむほど美しく世界中で愛されたオードリーですらそうだった。

この映画は人を愛すること、そして何より自分を愛することの大切さを伝えてくれました。 悲しみも苦しみも全て愛に変換できる。 オードリーがそれを身をもって見せてくれた。

大日方久美子
(パーソナルスタイリスト)

愛。あたえる愛と、もとめる愛。

素顔の彼女は、いつのときも慈愛に満ち溢れていた。

1971年仕事での出会いから1993年天国に召されるまで、彼女から「まるで双子みたいね」と親しくしていただいた私だが、ここまで愛に苦しんでいたとは想像もしなかった。

生い立ち、戦争体験、努力と開花、恋愛… 求めても得られなかった愛は、与える愛となり、息子たちを愛し、世界中の子どもたちを慈しみ、その感動が人々に愛する力を教えてくれる。

加藤タキ
(コーディネーター)

オードリー・ヘプバーンさんの「経験した苦しみをのちに自分の助けにできたこと」という言葉が私自身の経験とリンクするところがあり、とても心に響きました。この作品を拝見したことで、過去の苦しみも今ではあの経験があって良かったと思えたので、今まさに辛いことや苦しみがある方々にも勇気が貰える作品だと思います。

景井ひな
(TikTokクリエイター、女優)

かつてここまでオードリー・ヘプバーンを知る事のできる映像はあっただろうか。

美しく華やなスター・オードリーのイメージとはとはかけ離れた人生の葛藤。

それは想像以上に過酷で、それでいて愛することを貫いていた。

Audrey, more than an icon.

このドキュメンタリーを観た人はそう確信するだろう。

神山まりあ
(モデル)

彫刻のような完璧な美しさ。
強烈な美に隠れた、本当の姿。

秒刻みで目の当たりにした2時間でした。

「子どもたちのためなら月にも行ける」
ひとを、自分を、人生を、無条件に愛すること。

生き方こそがオードリーの美しさ。
「愛さずにはいられないひと」、
その理由を知ることができました。

Audrey, more than an icon.

このドキュメンタリーを観た人はそう確信するだろう。

神崎恵
(美容家)

今も決して色褪せない!!

心の傷を愛に変化させ、人間愛に溢れ、人生への感謝を持ち続けていたオードリー・ヘプバーン。

彼女の優しさが伝わり、私も優しい気持ちになりました。

私も愛を沢山あげれる人になりたい!

愛に溢れた映画を有難う

GENKING
(タレント・美容家)

世界で1番愛された人が飢えたのは愛だった。

悲惨な戦争を地下室で耐え忍んだ彼女が発信し続けた愛と平和のメッセージに、今だからこそ、耳を傾けるべきではないだろうか。

小原ブラス
(タレント/コラムニスト)

私は、オードーリー・ヘプバーンの映画スターとして、また、ユニセフ親善大使としての活躍に小さいころから魅了されたひとり。世界中の人々の心を鷲づかみにする美貌の裏に、戦争体験や戦後の飢えや苦悩、愛を欲するひとりの人間を垣間見る。人生で背負ったすべての運命を土台に、プライベートでは普通の生活を求め、全身全霊で人道支援に従事し、世界の子どもたちを愛情たっぷりに抱きしめ生き抜いた姿に心を打たれない人はいないでしょう。

酒井美紀
(女優)

この作品は、母が目一杯生きた人生の真実の物語です。

彼女は自分のことを美しく、特別な人という風に思ったことはありませんでした。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間です。

だからこそ、彼女は常に努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、誰に対しても優しい人でした。

この作品を通して、皆さんが出会い、知っていく女性はこのような人物なのです。

ショーン・ヘプバーン・ファーラー
(オードリーの長男)

ハリウッド黄金期最後のスターは、巨大なアイコンとして何億人に愛されることより、人間として目の前の人々を愛する方を選んだ。それほど彼女を強くしたものが、幼い頃に彼女が背負った大きな痛みと孤独だと映画は示唆する。私たちが彼女に感じる途方もない魅力は、私たち自身の痛みや孤独と無関係ではないのかもしれない。

鈴木涼美
(文筆家)

過去の辛い経験、本当の愛を長く見つけられなかった葛藤、そして人生をかけて築き上げてきた「オードリー・ヘプバーン」という地位。彼女はその全てを包容し、利用し、他者への愛を実現した。傷を受けてなお幸せの連鎖を起こそうとした強さに脱帽する。

整形アイドル轟ちゃん
(YouTuber)

「世界中の誰もが知るオードリー・ヘプバーンの、世界中が知らない彼女の人生。栄光と名声を、世界を一つにするために使った彼女の愛の深さと強さを1人でも多くの人に知ってほしい。」

DIZ
(映画アクティビスト)

富や名声のような相対評価の成果ではなく、日々の営みや平和や愛のような、絶対的かつ人間的な価値基準で幸せを捉える彼女。

愛に苦しみながらも愛を与え続けたオードリーの一生は、容姿だけではない“”生き様としての美しさ“”そのものでした。

辻愛沙子
(株式会社arca CEO / Creative Director)

時間も空間も超えて私たちを魅了し続けるオードリー。

世界中の視線を一身に浴びながら、ただ静かに、自然体で生きることを望んだ彼女の孤独感は計り知れない。それでも輝く笑顔に、瞳の芯の強さに、私はこれからもずっと励まされるのだろう。

ありのままで生きることの美しさを教えてくれる、大切な一本と出会えました。

豊田エリー
(俳優・モデル)

オードリーのことが好きで、彼女の本も読んでいたので、今回映画を見る機会をいただいて嬉しかったです。オードリーをあまり知らない頃は、自信に満ちた女性だと思っていました。

しかし、この映画を観て、彼女はコンプレックスだらけで、常に愛に飢えていたことを知りました。

これだけの美しさがあっても、どんなに売れても、決して傲慢になる事なく、謙虚な精神と常に他人を優先に考える愛情深い姿勢を持ち続けた。

彼女の芯がとても強いのは、人生の局面に立ち向かわないといけなかったからこそ、乗り越えていく苦労があったからこそ、それらを経験して得た強さからくる美しさだったのだと気付きました。

彼女の生き方、言葉から、改めて自分の人生、幸せについて考えるきっかけになるような作品でした。

中庭アレクサンドラ
(モデル/タレント)

「毎朝、キレイに見えるように全力を尽くす。」 「いい仕事ができるか、いつも心配だった。だからみんなと仲良くした。」  

オードリーの言葉、ひとつひとつに彼女の”努力”と”誠実さ”を感じ、同じ時代を生きてはいない大スターに”親近感”さえ覚えた。

「家にいることが幸せなの、犠牲じゃないわ。」 「家族は必要不可欠、判断の根源。」

彼女が偉大で特別な存在であったからこそ、彼女自身にとって大切にしたいものがあったのだということに共感、感動した。  

高校時代、ただただ憧れ見惚れたオードリー・ペプバーンの生き方や言葉、そしてやはり果てしなく美しい彼女の姿に、最後には涙している私がいました。

広末涼子
(女優)

ティファニーで朝食を食べる夢を見せてくれたのもショートヘアにする清々しさを教えてくれたのもオードリーでした。愛は貰うものではなく与えるものだと行き着いた彼女にまた一つ教えてもらった気がします。

マキヒロチ
(漫画「いつかティファニーで朝食を」著者)

オードリー・ヘプバーンの知られざる苦悩が、貴重な映像によって描かれていて、深く共感しました。愛に飢えて苦しんだ、その想いを世界の子どもたちへの無条件の愛へと昇華させたオードリーの魂が、ロイヤル・バレエのスターダンサーたちの美しくエモーショナルなダンスに。バレリーナを夢見ていたオードリーの夢が、この映画で実現したと胸が熱くなりました。オードリーの愛のメッセージは戦乱の今、より一層輝きます。

森菜穂美
(舞踊評論家)

オードリーの本を書くなかで知っていたことなのに、後半、ユニセフ活動時の壮絶な美しさに、ふいうちで落涙。この世界に、こんなにも強く愛を残したオードリーの真価が、ふかく心に残る、あたたかなドキュメンタリー。

山口路子
(作家/『オードリー・ヘップバーンの言葉』(大和書房)他)

彼女のスタイル、演技、革新性だけではなく、生き方も含めて新世代のために何度でも語り直したいオードリー・ヘプバーンの伝説。白いシャツのように、その物語こそ色褪せない永遠の定番だから。

山崎まどか
(コラムニスト)

私が生涯で出会った、最も美しい人だったと思います。愛を求めて、愛に傷つき、愛を知って、愛に生きた女性。魂の底から憧れて、今も憧れ続けている人です。

湯川れい子
(音楽評論・作詞)

本当に人生を変える1本だと思います。オードリーは可愛らしくて美しく、華やかな人生送られていたんだというイメージでしたが、そうではなく、過酷な時代を生き抜きました。
いま私たちが生きている時代と重なる部分もあり、『私だったらどうする?』と考えるきっかけになると同時に、勇気をもらいました。

ゆりやんレトリィバァ
(お笑い芸人)

存在感そのものが美。
家族を思う気持ちの愛。
人を助けたい思いやり。
愛に溢れていた、そして世界中に愛されていたオードリーが愛に飢えていた。

彼女の気持ちを知って涙が流れた。

LiLiCo
(映画コメンテーター)

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